GAISO ブランドコミュニケーション
城東テクノ株式会社、外装部材GAISOのブランディングに携わって一年、建築知識や日経ホームビルダーなどに連載広告出稿中。「住まいの未来は、私たちの未来だ。」をテーマにGAISOが取り組む部材へのこだわりを隔月で紹介している。
軒ゼロ片流れ住宅は、軒が無いため住宅内部への雨漏りリスクがある。そこで、あえて軒天換気材に雨水をためる構造を作り出し、換気を確保しつつ、漏水リスクも回避した。片流れ住宅を単なる流行りの建築様式で終わらせず、何十年も長く住める住宅にするために、部材メーカーの役割を超えた発想で取り組まれている。
住宅の延焼は軒から始まる。軒天換気材は住宅の小屋裏の換気を行うとともに、防火の役割も大きい。火災のときには、軒天換気材の中に組み込まれた膨張材が、膨らむことで、火の手を遮断する構造が主流だったが、これではコスト高。
部材の鋼板の構造設計を見直し、膨張材なしで、防火対応の換気材を作り出した。これまでの常識を疑って、コスト面でも貢献し、性能のよい部材を世に広く提供している。
サイティングの目地に施されたコーキングの内側にはハットジョイナーという部材が納められている。このコーキングがハットジョイナーに接着すると、三面接着といい外壁の割れにつながる。施工不良を防ぐため、ハットジョイナーに樹脂コーティングを施したのが、GAISOの目地ジョイナー。完全に二面接着に施工できるので、職人は好んでこの部材を採用している。施工工程を考えて誰もが失敗のない、施工を促すのも部材メーカーの責任と考えて開発された。
https://gaiso.joto.com/adgallery/
ブランディング活動におけるタッチポイントの洗い出しを行い、顧客のファン化へとつなげるための戦略を練った。広告でキャッチしたその先を風呂敷マップで見える化。
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