風呂敷マップを広げてみる

打ち合わせでよく遭遇する壁。「えーっと、この話さっきもしたような・・」「ん、この発言者は、どのフェーズのことを話してるんやるか?・・」コミュニケーションの序列や相互理解度を明らかにするために、やっていることがある。「風呂敷マップ」。

手順として

●クライアント先で、テーブルの上いっぱいに広げて、B1サイズほどの一面1セットの企画書にする。※ご担当者の資料は後でお渡しする。

●指さしをしながら、同じ目線にしてプレゼンテーションする。※特大絵本から発想


【期待効果】

●会議中の目線が同じにできゴールを共有できる。(風呂敷マップを元に、KPIやKGIの設定を共有していける)

●課題解決に対して、なにから着手して行くべきか?のロードマップがつくれる。(優先順位の話ができる)

●各施策が、「なんの為のツールか?」「なんの為のコミュニケーションか?」など定義付けを共有することができる

●こちらの認識の不足があれば、本マップで明らかになり、先方も見えていなかった施策の相関関係に気づいてもらえる(打ち合わせの会話のレベルが上がる)

●手書きの効果として、もっともらしく書かなくてよい空気感がつくれる。

「風呂敷マップ」を制作すると、「そもそもなにが課題だろう?」という課題抽出からクライアントと一緒に行うことができることもある。

社内、社外かかわらず、ミーティングの場が対等になり、立場を超えて全員がディスカッションできるようなれば、議論もレベルアップするはず。仕事の質をあげる私なりの工夫としてご紹介。

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